中学生の息子の悩みをなんとかしてあげたい

「息子が部屋で泣いてたんだよ、ニキビのことで女の子に振られたらしくて…」
「大丈夫、そのうちニキビできなくなるよって言ったら、息子が怒りだして…」
「ニキビを気にし過ぎだと思うんだけど、どうやって息子を慰めればいいのか…」

 

 

お子さんが真剣に悩んでいるのを見ると、親としてはなんとかしてあげたくなりますよね。

 

しかし、安易に手を貸そうとして逆に傷つけてしまったり、気にするなって言って怒らせたりしたことありませんか?

 

年頃の男の子って、「ニキビが気になる」反面、「ニキビを気にしている自分が恥ずかしい」って思っちゃうんですよね。「親なんだから気にしなくていいのに」って思っても、本人はやっぱり恥ずかしいんです。

 

あなたのもどかしい気持ち、わかりますよ。そこまでお子さんのために悩んでくれる親御さんを持って、あなたのお子さんは本当に幸せだと思います。

 

ただ、いきなりニキビを治す方法を考えてあげるのではなく、息子さんの気持ちをわかってあげるところから、始めてみてはどうでしょう。

 

ニキビが出来て嫌だよな。
なんか、自信がなくなっちゃう気がするんだよな。
ニキビを気にしてる自分もイヤになって、どうしたらいいかわからなくなるんだよな。
そうだよな、ニキビできてない友達もいるのに、なんで自分だけって思っちゃうよな。
できることを、ひとつひとつ試していこうか。出来るだけのことはするよ。

 

そんなふうに優しく話を聞いてあげれば、あるいは息子さんも心を開いてくれるかも知れません。
「急になんだよ、気持ち悪いな」って照れ笑いしながらね。

 

実は、管理人にもニキビで悩む息子がいます。幸い、ちょっと恥ずかしがりながらも、本人から相談してくれたんですけどね。

息子、ニキビで悩む

「お父さん」

 

私はずっこけそうになりました。

 

私「お前、いつもは『トーチャン』だろ。なんだ一体」
息子「イヤイヤイヤ、なんでもないよ。あっ、コーヒー飲む?」

 

私「何か買ってくれって話はカーチャンにしろ。」
息子「それが…」

 

もじもじする息子。

 

私「カーチャンには言いにくい話か?」
息子「うん…」

 

私の頭は高速で回転していました。

 

カーチャンには言いにくい悩み。
友達に言わず、父親に言うってことは、お金が絡む話。
思春期の悩みといえば、異性がらみ。

 

ハッ!?まさか、異性を妊娠させたとか…。
でも、そこまで深刻そうじゃない感じです。

 

私「カーチャンには内緒にしとくから、言ってみ」
息子「欲しいものがあって…」

 

母親には内緒にしたい買い物。
うーん、なんでしょう。

 

息子「石けんなんだけど、ちょっと高くって…」

 

高い石けんってなんでしょう?
意味がわかりません。

 

私「どういう石けん?」
息子「これなんだけど…」

 

息子が旧式のスマホ(私のおさがり)を見せてきます。
そこに表示されていたのは…

 

ニキビ肌用石けん。

 

ははーん。
息子はニキビを気にしてて、ニキビ用石けんというのを試してみたいけど、
色々余計なことを言う母親には話したくないと。

 

そして、あまり余計なことを言わない私に出番が来たというわけです。

 

少し考えて、私はこう言いました。
私「これは効きそうだな。試してみるか?」
息子「いいの?」

 

私「ただし、ひとつ条件がある」
息子「…なに?」

 

息子の表情が、少し暗くなります。

 

テストで何点以上とったらとか、毎日何時間以上勉強しろとか、
そういうのを想像したんでしょう。

 

私「これが届いたら、俺にもちょっと使わせてくれ」
息子「なんだ、そんなことか!いいよ!」

 

さて、ウチの経理担当を説得しないといけません。

 

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